バランス型の学校は、文武両道が基本。
勉強はもちろん大切。でも同じぐらい行事やクラブ活動、音楽や美術も大事。すべてに全力で取り組むことで自分の視野と可能性を広げ、大きく成長してほしい。
部活が原則全員参加だったり芸術科目の授業に力を入れていたりする背景にはこんな思いがあります。
専門追求型の学校が育てたいのは、自己肯定感。
興味のありかがまだわからない生徒も多いため、さまざまな体験や機会を提供。芽吹いた関心や問いを肯定し、背中を押します。
好きなことを追求する経験を通じて自分自身を発見し、受け入れていく。それが人生に挑戦する力を育てると考えています。
着実型の学校は、過程を重視。
コツコツと努力を続ける姿勢や大きな課題に少しずつ取り組み克服していくこと。一生の財産となるこれらの力を学生時代に身につけてほしい。
こまめにテストを実施したり日々の課題をチェックしたりスケジュール管理を教えたり。その背景にはこんな思いがあります。
成功しても失敗しても、経験は財産になる。挑戦型の学校はそう考えます。
社会に出れば、レールはない。だから今から自分で考えて動く経験を積もう。やる前から「ムリ」なんてもったいない。思い切って挑戦しよう。
安心して失敗できる、それこそが学校の良さなんだと語りかけてくる学校です。
伝統型の学校を象徴する言葉は、安定。
独自の教育理念と教育方針のもとで実施し続けてきた行事やカリキュラム、すぐれた施設や立地の中で自信をもって生徒さんを育てます。
卒業しても誇れる母校であり続けるそのためにも、培ってきた文化に厚みを加え、次の世代へと引き継いでいく学校です。
変化型の学校は、不易流行。
変わらない本質を持ちつつも、時に応じて新たなものを取り入れて変わっていくことをためらいません。
「今までやってきたから」ではなく「今これが必要だから」やるのだと自信を持って言える学校でありたい。だから生徒さんの意見にも耳を傾けていきます。
外向型の学校のキーワードは「開く」。
人との出会い、人からの刺激こそが生徒を育てる。だから外の世界の人と接する機会や人前に立つ機会を多く準備しています。
外の世界へと関心を広げること、心を開きさまざまな人と交わることで自分を発見し、成長してほしい。そう考えている学校です。
自問型の学校が大切にするのは「深堀り」。
自分に対し「なぜ」を繰り返すことで経験や体験を独自の「知」に変えて蓄積していく。
その積み重ねで思考力を高め、自分なりの判断軸を作ります。
不確実な世界の中でも自律的に生き抜いていくことができる、そんな力を育てたいと考える学校です。
「協働」の機会が多いのが団体型の学校。
協働とは文字通り、ともに働くこと。
考え方も強みも違う一人ひとりがそれぞれ自分の特性を活かし、責任と役割を分担してともに取り組めば大きなことも成し遂げられる。
その経験と達成感をしっかりと持って社会へと羽ばたいてほしいと願う学校です。
個人型の学校の理想は「1分の1」の対応。
一人ひとり個性も関心も違うのだから目指す方向も成長の方法も一様ではないと考えます。
生徒には自分に合った目標を見つけ、時に良きライバルと切磋琢磨して技能や内面を磨き、豊かに成長してほしい。
そのサポートとして何ができるかを考える学校です。
共感型の学校の基本は「安心・安全」。
相手を理解しようとする姿勢や行動を徹底することで、生徒さん一人ひとりにとって安全な場所を作ります。
心理的な安全性の確保こそが生徒さんが本来持っている力、たとえば個性や自主性、協働や挑戦への意欲を表に出しやすくすると信じている学校です。
主観型の学校が求めるのは「自分の考え」。あなたはどう考えるの?が問われる学校です。
人の意見はしっかりと聞くけれど「誰かが言ったから」「みんなそうだから」を理由にしない、そんな人に育って欲しい。
だからこそ生徒自身が発案したことは前向きに話を聞こうとする空気があります。
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