Q 5-6:Q5-5実現のため、どのような教育環境を整えていますか?

学校からの回答


どの授業においても「自分で考える」「他者の意見を知る」ことを大切にしています。
探究の授業は必ずチームでおこない、仲間と物事を進める体験を何度もしてもらいます。


つまづかないように整備された道を用意するのではなく、道はあるが少しの石ころを用意しておきます。困難や疑問を乗り越え解決する力を身に付けてもらいたいです。


毎週1回の校内チャペルでの礼拝で多くの話を聞き、自分のこととして考える機会を持ちます。
日ごろの学習、部活動、行事、留学など様々な機会を用意しています。


国際教育・理数教育・教養教育を3本の柱として、それぞれにおいて多数のプログラムを実施しています。


学校生活のあらゆる場面で、「自律・協働・貢献」を意識できるような環境づくりを心がけています。
授業をはじめ、部活動や学年行事などあらゆる場面でグループワークを取り入れたりして、他者との関係の中で目標が達成できるように心がけ、工夫をしています。


課題解決型学習を様々な場面において設定しています。

探究、フィールドワークをはじめ、普段の授業でも探究型・対話型授業の実践。委員会、部活動、行事ごとの実行委員会ほか、個々の特性を生かした有志での活動の機会があります。

開智学園が従来から取り組んできた”探究”が重要です。自分の興味関心のあることについて深く深く追求していくため、普段見過ごしがちな点にも目を向けるマインドを持ちます。様々なことが”当たり前”になっている世の中だからこそ、そんなところにも目を向けていけるような教育を本校では実施しています。

素直な自分を表現できる、安心安全な場づくり。人と人の関係性を大切にしています。

教科センター方式を中心とした、人と人とが交わり理解しあえる教育環境


日々の学校生活の中で感謝の心を大切にしています。


学びの再定義として、従来型のテスト一辺倒の評価基準の見直しました。とくに4Cと呼んでいる、Creativity、Communication、Critical thinking、Collaboration能力を評価していけるような授業改革をしています。

伸びやかな感性や体験を重視した学び、自然との共生を実現できるキャンパスの整備(東京ドーム5個分のキャンパス、60,000冊の蔵書を持つ充実した図書館、理科実験室フロア、ファーム、グローバルランゲージスクエア、400Mトラックを持つグランド、9面テニスコート、ゴルフ練習場など)





左:講堂 右上:図書館
右中:各階のオープンスペース 
右下:書道室の生徒作品




上:グラウンド
下:食堂




上:図書館
左下:自習室 右下:グローバルランゲージスクエア




上下ともファーム





各教科では、話し合いや発表の場が多く用意されています。
礼法の授業では小笠原礼法を中学3年間かけて隔週で学びます。


中学・高校ともにペアワークやグループワークなどの協働活動を多く実施し、コミュニケーション力の向上を目指しています。



個性・可能性を最大限に伸ばす。主体性・自主性を持たせる。世界市民として必要十分な資質を育てる。この3つの点を重視しています。



「教育は環境から」の考えから、多くの時間を過ごす校内には設計上、多くの工夫があります。
例えば、日の光を多く取り入れられる場所とそうでない場所で特別教室の配置を考えました。
安全面を考えて、生徒の移動が校舎内の渡り廊下で完結できるようになっています。
校内の所々に芸術作品を置き、常に感性を磨ける環境を整えています。



独自のキャリア教育プログラム「みらい科」や、英語の4技能をバランス良く身につける安河内哲也監修の「アクティブイングリッシュ」、各種の「グローバルプログラム」、そして生徒たちの隠れた資質を引き出す「思考型授業」と、4つの柱を中心に教育を展開しています。


思いやりに根ざした「人間力」の大切さを説き、それに気づくための行事や、行事ごとの振り返りができるよう計画的にプログラムを組んでいます。


建学の精神を実践の学びに活かしています。朝終礼の「正念」で自己を見つめる時間を持ちます。挨拶、食事、掃除といった日常生活のひとつひとつを学びと考え、大切にしています。
学校行事では、体育祭、文化祭、合唱コンクールの他にも、平和教育や、ボランティア清掃、オリンピック・パラリンピック教育等を実施し、人として学んでほしい大切な心が育つようにと考えています。



行事や部活動は、基本的に全て生徒の希望者全員によって運営をするほか、社会人の方と接する機会が非常に多く、日常生活の中で当たり前のようにITを活用しています。そうして、社会に出ても通用する人材の育成を心掛けています。


カリキュラムとしてワールドデイという学年・学級活動をもうけて興味関心を広げています。


仏教情操教育を教育活動に取り入れています。



生徒が少しでも興味を持ったことに関しては、挑戦するように背中を押してあげます。


1学年120名の少人数を4クラスに分け、クラスに2人ずつ担任が入り、一人ひとりにスポットを当てていきます。また、一人ひとりに名前の入った机を入学時に組み立ててもらい、6年間使っていきます。
生徒が自ら選び、進められる工夫をしています。

生徒が安心して生活できる環境の構築です。学校の設備の充実はもちろんですが、何より教員と生徒とのコミュニケーションを欠かさないことを大切にしています。お互いの信頼関係が生まれることで、生徒たちはありのままの自分でいられる安心感を得ることができ、それが自己肯定感へつながると考えています。また、そうした個性の元に、将来につなげる学力や知識を身につけていきます。





心から安心できる環境だからこそ、生徒はいつでも全力です。

学習だけでなく、様々な体験を通して人とのつながりの大切さを実感できる機会を多くそろえています。

一人ひとりを大切にするオンリーワン教育(朝礼拝・LLT・できたこと生徒手帳など)
豊富な探究・PBL型教育(授業・宿泊行事・課外活動など)
多彩なグローバル教育(英語教育・PBL型海外研修・提携校留学・海外進学など)

学習だけではなく、他人を大切に、お互いを認め合うことができる環境。

現在は次の4つの方策を展開し、高校への円滑な接続を図ります。

1.生徒の学力の定点観測を確実に行い、進路指導体制を強化
2.GLOBAL COMPETENCE PROGRAMを導入実施
3.卒業論文やCreative Activity(創造的活動)の更なる拡充
4.中高を通じたシラバスの検証と再構築




実際の卒業論文集






現代の社会では、周囲と協力しながら課題を解決していくことが要求されます。そのため知識を蓄えることだけではなく、コミュニケーション能力や発信する力が必要です。ところが、現代の生徒たちは受動的であり、自主性に乏しいと言われています。それは、学ぶ意欲はあるのだけれども、自分に自信が持てていないためだと考えられています。

私たちは、本校の生徒には「失敗しても良い」と思えるようになってほしいのです。ですから(他の回答でも何度か申し上げているように)失敗はあるものとの前提で生徒たちに接しておりますし、英語に関しては4技能+自信=「英語5技能」としております。

ロイロノートを活用した個別対応も、自信を持たせることにつながっています。引っ込み思案だったり人前で発表することを好まなかったりする生徒でも、ロイロノートでの提出であれば、自分の意見をしっかり書いて送ってくることができたりします。

こうした環境の中、本校の生徒には数々のトライアンドエラー、チャレンジして失敗して…を繰り返し、自分の頭で考え、自分の言葉で話し、自ら行動できる人になっていってほしいと考えています。


毎日行われている礼拝のつみ重ねで、ぶれない軸を形成します。また、学校行事に加えて、外部の方々のお話を聞くチャンス、本物の芸術に触れるチャンスを多くすることで、幅広い価値観、自分とは異なる価値観に出会い、柔軟性を育てます。


実際に本物に触れる多くのチャンスを設け、そこで感じたものを表現する機会を様々な場面で提供しています。



大学付属の強みも生かしながら、学業だけでなく、特別活動、キャリア教育など、生徒の興味・関心に十分に応えられるような教育環境の整備を心掛けています。



学校行事を中心に、日々の教育活動のなかで生徒が主体となった運営をうながしています。


普段の学校生活では、挨拶の励行から始まり、主体的な学びを取り入れた授業を心掛けています。また、海外修学旅行を含む学校行事では事前指導に重点を置き、異文化理解を深めています。


少人数教育で、一人ひとりに光が当たる場面を取り組みごとにつくります。その上で、さまざまな人との関わりがもてるようにしています。


協同探求型授業、土曜プログラム、行事、クラブ活動など体験を重視した教育活動を展開しています。生徒が学内での活動にとどまらず、外の世界にへも積極的に踏み出していくよう後押しします。

アクティブラーニング型授業・探究(未来への扉)・キャリア教育の3本柱+アフタースクール(放課後のさまざまな活動)が相互に連携しながら生徒の成長を支える環境を整えています。




探求(未来への扉)

 ・朝礼、終礼、生徒会活動は生徒が中心に行います。
 ・各教科、学年など先生方との連絡調整は各生徒が担当します。
 ・各説明会等においても、生徒の活躍の場があります。


心を育てる授業として道徳の他に「自分を深める学習」というものを行っています。主に人間とは?という課題について考え、他人の意見を尊重する良い機会となっています。

また、中3での全員留学や体育祭、文化祭、スポーツ・球技大会、校外活動、合唱祭などの学校行事や部活動などを通して、生徒自らが考えて企画したり、教え合ったり、協力しながら実行して行くこと。失敗や成功からたくさんのことを学ぶものだと考えています。


授業内における意見交換の場面や考察の時間を増やすこと、また行事において自主性・主体性を培っていくことです。


哲学教育が本校の骨格となっています。


すべての学習・学校生活で、生徒自身が考えて判断し、行動する機会を設けています。アサインメント(生徒参加型のシラバス)を柱とする授業で学びに向かう姿勢と自己管理能力を、ラボラトリー(自分の学びを追求する場)で学ぶ意欲と探究する力を、ハウス(異学年の生徒コミュニティ)の活動で社会性とコミュニケーション能力を育みます。

自分も周りも幸せに導ける、「Happiness Creator」の育成を目指しています。そのために自律型学習者を目標にしています

例えば国語では中学校3年間で原稿用紙約750枚分、その他多くの行事の後には必ずその感想を書くなど、書くことが多いです。また、人前で自分の意見を表現する機会が多々あります。

学校でのすべての活動で考える(考えさせる)ことを重視
双方向性の学びを重視
上記方針を実現する手段としてのICT


担任だけでなく、どの教職員でも「話・相談」ができるようになっています。
「生徒・保護者・教職員」の連携が大事ですので、保護者の皆様も担任だけでなく信頼できる教職員と相談などをすることができます。


中1生から全員がIPADを持ち、こうしたICTをより活用できるよう校内はすべて無線LANとなっています。また、探究学習を効果的に行えるよう設計された新しい図書館が「学びの核」としてあらゆる教科を支援・連携するハブの役割を担っています。また、情操教育の一環として、校内あちこちに様々な芸術作品を飾っています。

本校では中間考査を廃止しています。その分グループワークやプレゼンなどを強化し、自己発信力や他者とのコミュニケーション能力を高めています。


 




中学生のプレゼンの様子 生徒が主体的に取り組めるようなしかけがあります

授業・国際塾を通して英語4技能の向上に努め、高3までのCEFR-B2レベルの達成に必要な指導を展開していきます。
また蓄積した探究活動スキルをより活性化しレベルを上げていくためにIB(国際バカロレア)教育の研究を進め、順次取り入れ、国際性と多様性のさらなる進化をめざします。





同学年だけでなく、勉強でも行事でも、部活でも中学生と高校生の壁なく、全校生徒1700名そして卒業性も含め、人と人とがつながって育つのが本郷です。(動画は中1と中2の合同授業)






相互尊重とコミュニケーション能力の育成を目指すPA研修や、総合・探究プログラムなど、失敗を恐れることなく他者と関わり、自分の考えを適切に表現することを学ぶ機会を多く設けています。校外での研究発表、海外留学やほとんどのボランティア活動は任意ですが、今自分の成長に必要な取り組みを自ら選んで踏み出していけるよう、教員は生徒一人ひとりの成長を見ながら適切なタイミングで後押しをしています。

・少人数教育の環境
・本物に触れる教育ができる環境
・21世紀型教育(学力の3要素を意識)ができる環境
・科学的思考力を育む教育環境
・海外研修などグローバル教育ができる環境
・行事などを通じ自治能力を培う教育環境

上記と同じですが、以下の3点です。
1.コミュニケーション力

相手の話に耳を傾け共感する力。自分の考えを話したり書いたりする力。いろんな人の意見を調整する力。これらの力を身につけることでコミュニケーションを円滑に行うことができます。特に海外の方とコミュニケーションを取る場合は異文化を受容した上で自分の主張を述べ、調整することが必要です。 目白研心では論理的に説明できる「表現技術」(中1~3)や「スピーチ指導」(中1~高2)、英語でのスピーチ指導(中1~高2)、英語でのコミュニケーション実践の場として中3カナダ修学旅行・海外留学(高1・高2)、また、教養を広げて知識を深める「得意科目講座」(高2)等を通してコミュニケーション力を身につけます。

2.問題発見・解決力

与えられた仕事をただこなすのではなく、情報を収集・分析して問題を発見し、解決する力が今求められています。 目白研心では学習において問題発見・解決力を身につけるため「セルフマネージメントノート」を導入しました。日々の学習を記録し、自分で気づき、目標計画を立て実行する。そしてまた振り返る。このサイクルを経験することで問題点を人に指摘されることなく発見する経験ができること、目標に基づいて行動した時の達成感が味わえること等様々な気づきが得られます。社会人による「キャリア講演会」も問題発見・解決力を身につける後押しをします。

3.自己肯定力

困難なことに立ち向かう時、「自分ならできる」という自信を持っていることがとても重要になります。しかし、この自信は自分の力だけでつくものではなく、人からの評価によって身につくものです。つまり、褒められたり、認められたりという経験が自信をつけ、自己肯定力を高めることにつながると目白研心は考えます。そこで、中学のうちは「二人担任制」をとり、褒めるタイミングを見逃しません。また、全員がクラブに加入していることや運動会・合唱コンクール・文化祭等の行事で達成感を積み重ね積極的にチャレンジできる自己肯定力を育てます。

・日々の礼拝や宗教行事の中で体感する神様との絆
・縦割り行事やクラブ活動、6年一貫教育の中で培う縦の絆
・日々の学びあいやクラス一丸となって望む合唱コンクールなどの行事で培う横の絆
 です。


日本文化の授業を展開しています。
中1:書(週1で1年間) 華道 礼法
中2:箏(週1で1年間)
中3:茶道(週1で1年間)
高1:箏(選択)
高3:茶道(必修)

また全てのイベントは「凜として生きる」に繋がる細分化された目標に基づき行っていますが、それを意識させるよう努めています。